• News | Sep.06.2018

  • 第10回「ジビエBBQと里山キャンプの旅」バスツアー開催!1日目−前編


  • 先日、中条サポーター・よ〜いとプロジェクトの今年度のバスツアーが開催されました!今年度は2回限定のツアーとなり、次回2回目は来年冬の味噌を仕込む2019年2月9〜10日開催予定です!ご興味ある方はぜひ最後のツアーですので、予定を開けておいてくださいね。(長野駅発着バスツアーです。)さて、季節は夏の終わり。夏の思い出に里山キャンプをしてきました!秋の雲も混じっているような空模様。暑い時期に育った緑が青々と茂り、稲穂はすこーし黄色に色づいています。栗や柿の実がなっていたり、秋はそこまできていました。中条に着いたら、まずはマイクロバスに乗り換えて噂の古民家のカフェ「古民家あまね」さんへランチを食べに向かいました。



    「古民家あまね」さんは日本の棚田百選にも選ばれている栃倉の棚田の近くにあります。





    このカフェは旦那さんと奥さんが農業の合間に自分たちでリフォームをして作られたそうで、土曜日のみの営業とのこと。カフェにはいたる所に野の花が飾られていたり、机は古材を使って手作りされていたりと、こだわりの空間と眺めの良い景色にとても癒されました。そして、お待ちかねのランチは、ご夫妻で育てた山姥米やホーリーバジル、夏野菜を使ったガパオライス!タイ語で「ガパオ」は「ホーリーバジル」の事を言うなんて知りませんでした。香りが良く生き生きしているバジルのガパオライスはとても美味しく、暑さを忘れさせてくれました。何と言ってもお米や野菜を作られた方の顔を見ていただくご飯の贅沢なこと!安心・安全の食事はこのバスツアーならではです。

    古民家あまね https://kominka-amane.amebaownd.com/

    お腹を満たした後は、夕食のBBQに使う新鮮野菜の収穫にお味噌造りの先生でもある滝澤静子さんの畑へ。今年は日照り続きで猛暑のため、農作物があまり実っていないと全国的にも問題になっています。そんな中、トウモロコシ、きゅうり、ミニトマト、おくら、茄子などの貴重なお野菜を分けていただきました。


    倒れてしまったトウモロコシはカラスに狙われてしまうらしく、収穫を急がなければいけないそう。かぼちゃ畑や豆の畑をイノシシや鹿等に食べられてしまう鳥獣被害もたくさん出てきている中条でも電気柵が必要になっているのだとか。電気柵をするのにも費用がかかり、なかなかすべての畑の電気柵を立てるのも難しいとのこと。自然の猛威や獣たちとの影響も受ける農業は気が抜けませんね。夏野菜は朝収穫しても夕方には大きく育ち、大きくなりすぎると販売できなくなるため、朝夕に収穫作業をする農家さんもいるのだとか。そんな手間暇丹精込めて育てられた野菜がスーパーや八百屋さんに並んでいるのですね。

    おくらの花
    茄子の花
    農作物を自分で育てていないと、どんな花が咲くのかもよく知りません。でも、知っていると「紫色の茄子の花は綺麗だったな〜」などといいながら食事ができ、とても豊かだなと思います。中条の自然に触れて季節を感じる楽しい瞬間です。
    今回一番びっくりしたのは、↑この写真のお野菜がズッキーニだったことです。皆さんはご存知でしたか?
    1日目の後半レポートへ続く。