＊味噌作りの名人：滝沢 静子さん


先日、第一回「本当の手前味噌を作ろう！の旅」バスツアーが開催されました！バスガイドのあごうといいます。これからバスツアーの旅日記をここで綴っていきますので、どうぞよろしくお願いします。このバスツアーの開催地となる長野市中条は、昔ながらの暮らしや山深い里山の風景が残る素晴らしい地域です。近年では過疎化が進んでいるため、地域の活性化となるように、中条地区の良さを都会に住む様々な方に知っていただけるように企画したバスツアーです。今年は１年を通して豆から育てて味噌を仕込むワークショップ。第一回目は「手前味噌の種を幕」でした。最近は、都会でも味噌作りのワークショップなどありますが、種からまくなんてことはまずありません。そこからできるのは、田舎の醍醐味ですね！天候にも恵まれ、味噌作りの名人・とっても元気でアクティブな静子さん（80歳）に種植えを教えていただきながら、参加者のみなさんと種を植えました。種のまき方は、土に人差し指の第一関節くらいまでをさして穴をあけ、種を30cm等間隔に植えていきます。



静子さんはお手製の鉄砲のような形をした木の枝で穴を空け、ものすごいスピードで種を植えていきました。さすがです！！私たちといえば、途中腰も痛くなりながらヨチヨチヨチ。今回植えた味噌の種は、「中仙なり」という品種の種です。育てやすい種だそうで、種が赤いのは、鳥や虫達に食べられないように少しだけ農薬をつけ保護しています。これをしないと全滅してしまうそう。私たちが行かない間も静子さん筆頭に畑のお世話をしてくださるそうです。ありがとうございます！この他、味噌種と一緒に、目の企画「枝豆収穫とジビエバーベキュー」の時に収穫する枝豆の種も植えました。味噌も枝豆の種もどれだけ育っているのか、次回もとっても楽しみです！




種植えの後はちょっとブレイク。静子さんお手製のニラが入った味噌せんべいを頂きました。味噌の風味がほんのりして、美味しかったです！そのあとは、宿に戻って、温泉につかり汗を流したら夕飯です。やきもち家という中条で人気のお宿に宿泊しました。からぶき屋根が特徴で、里山の中に実在した古民家を移築してつくられました。中に入ると、昔の姿そのままに吹き抜けの囲炉裏の間があらわれます。夕飯時には静子さんも来てくださり、味噌作りの貴重なお話を聞かせていただきました。





バスツアー二日目は、登山を。中条を一望できる虫倉山に登りました！登山の名人・中条の山岳部の方々が7名も案内に。いろいろな説明を聞きながら美味しい空気と景色を堪能しました。軽い登山と思っていたら、意外と長く険しい道のりでしたが、山頂につくと、ご褒美を眺めながら、皆んなでお手製おにぎりをほおばりました。ここでしか味わえない格別な美味しさでした！！さあ、8月の夏の終わりの中条ではどんな景色を見ることができるのか、第２回目「枝豆収穫とジビエバーベキュー」も楽しみです。今回の第２回目は残念ながらすでに定員となりました。第３回目は10月の予定です。開催日などの詳細をご希望の方は「中条サポーター」のご登録をお願いいたします。nakajo@city.nagano.lg.jpまでお問い合わせください。よろしくお願いいたします。